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※ご入札の前に以下の商品説明文を最後までよくご確認していただきますようお願い致します※

《商品説明》
本商品はかつてJR東日本田端運転所に在籍していた"EF58-89号機"をプロトタイプとし、昭和62年(1987)4月の国鉄分割民営化以降に統一列車無線装置やATS-P形車載装置が整備された平成4年(1992)以降の姿をイメージして製作しております。
当機は東日本管内各地で多種多彩な列車の先頭に立ち、ジョイフルトレインといった客車列車や裏方的な運用では砕石輸送や通称:板橋貨物といった貨車の牽引実績も有しており、模型の世界でも柔軟な運用が可能となっています。
なお実車は2022年10月現在も埼玉県さいたま市の大宮鉄道博物館において静態保存されています。

《主要加工内容》
・褪色した淡いぶどう色を纏ったJR化後の姿を再現
・前面窓上に取り付けられたツララ切りはシャープなエッチングパーツに置き換え若干下向きに取り付けられた姿を再現
・元の車体塗装を全て剥離した上で再塗装を実施
・再塗装に際し前面周辺のパーティングラインを出来る限り除去し平滑化
・目立つ前面窓下の手すりやステー/ステップ等は金属パーツを用いて別体化
・ヘッドライトレンズは細密な表現で実感的なスリットの入った物へ交換
・ヘッドライトには高輝度電球色LEDを採用(基板には常点灯スナバ回路を搭載)
・重連での運用を想定しライトユニットへON/OFFスイッチを搭載(操作する際はボディを外す必要がございます)
・前面ナンバー部分は平滑に埋め込んだ上でメタルインレタを一文字ずつ貼り付け実感的に表現
・前面飾り帯は継ぎ目の処理が日立製特有の"Ｉ"の字仕上げになっている姿を再現
・テールライトはボディ一体モールドから細密な表現で実感的な金属パーツへ交換
・前面窓ガラスは実車に則してデフロスター非装備の姿を再現
・前面窓ワイパーは金属パーツを用いて別体化(窓ガラス側のモールドは除去済/銀色にて塗装)
・車体下部の枕バリを黒色にて塗り分け
・屋根上中央部のモニター屋根は実車に則して銀色にて塗装
・EG用排気ダクトの排風口を銀色にて塗装
・屋根板のパンタ下部分はグレーで塗り分け
・車体側面の電暖表示灯(EG灯)は旧型電機用のL字形状の物へ交換(レンズ部分は黄色で着色)
・パンタグラフは後年に交換されたアルミ製ホーンの物を採用
・先台車押さえの梯子パーツは再塗装した上で取付(ステップ部分は白色で塗り分け済)
・先台車はスノープロウ非装備の物へ交換
・先台車にはエアーホース/電暖用ジャンパー栓類を取付
・エアーホースは丈夫で実感的なロストワックス製の物を使用
・先台車の端梁下部に設置されていた蒸気発生装置用の暖房主管の撤去跡(切り欠き)を再現
・先台車の誘導員握り棒は丈夫で実感的な金属パーツへ交換(白色にて塗装済)
・金属製の先台車の誘導員握り棒へ強固な塗膜を形成するために焼き付け塗装を実施
・前後主台車間に取り付けられたATS車上子を再現(一部色差し済)
・各台車枠/端梁/エアータンクパーツを脱脂&プライマー処理後に半光沢ブラックにて再塗装を実施
・運転室内部を塗装/ステッカーにより表現
・側面採光窓から見える箇所へは内装表現ステッカーを貼付
・パンタグラフを脱脂&プライマー処理後に銀色にて塗装(一部色差し済)
・屋根上に設けられたパンタ高圧引込線用の碍子を再現
・屋根上の各碍子は塩害対策用グリスが塗布された仕様とするためストーングリーンにて塗装
・屋根肩部に▲マークインレタを貼付
・床下エアータンクに標記インレタを貼付
・車体側面のナンバープレートはエッチングパーツを採用
・側面ナンバープレート下の製造銘板をインレタにて表現(切文字:日立)
・1エンド側の区名札下部分へ所有会社銘板を取付
・区名札[田]と保安装置標記[P/Sn]をインレタにて表現
・エンド標記は銀色のインレタにて表現
・時代設定に合わせ避雷器はLA17形を装備
・列車無線アンテナ/ホイッスル/信号炎管を取付(一部色差し済)
・列車無線アンテナは前面から見た際に水平になるよう台座の一部を削った上で取付
・塗装/インレタ転写後にクリア塗装にて表面保護処理を実施
・カプラーはK社製ナックルカプラーを取り付けてあります(アーノルドカプラーへの変更をご希望される方は落札後にお申し出ください)
・車輪は先台車/動力台車ともに黒染め車輪に履き替えてあります

《主要パーツ一覧》
・ヘッドライトレンズ…KATO/Z04-8103
・前面窓上ツララ切り…BONA/P-305
・前面窓下手すり…BONA/P-306
・前面ステー&標識灯掛け…BONA/P-306
・前面裾ステップ…BONA/P-306
・前面窓ワイパー…BONA/P-318
・パンタグラフ…KATO/3049-2F
・高圧引込碍子…KATO/Z03-1990
・前面飾り帯…エヌ小屋/10164
・テールライト…銀河モデル/N-021
・先台車…KATO/3049-1D3
・先台車握り棒…タヴァサ/PN306
・エアーホース…銀河モデル製
・ATS車上子…タヴァサ/PN002
・電暖表示灯…銀河モデル/N-068
・▲マークインレタ…銀河モデル/N-745
・ナンバーインレタ…トレジャー/TTL881-11
・ナンバープレート…BONA/P-391
・製造銘板インレタ…くろま屋/S-500
・エンド標記インレタ…銀河モデル/N-736
・各部標記インレタ…くろま屋/81-A
・所有会社銘板…タヴァサ/PX1471
・区名札インレタ…世田谷車輌/815
・連結用カプラー…KATO/Z01-0282
※一部は汎用部品/自作パーツ等を使用しております。

《注意事項》
・加工/出品に際しまして、ギヤボックスや車輪、集電板といった動力系統の各箇所を再調整しております(万全にメンテナンスは行っておりますが種車が品という特性上、車輪に施されている黒メッキに走行痕が見受けられる場合がございます)。
・種車の関係上、クイックヘッドマークは非対応となります。
・線路は撮影用のため、付属致しません。
・付属品は特記事項に記載の物以外ございません。
・車両本体は梱包の上、KATO製単品クリアケースに入れて発送致します(複写インサート/社外製ウレタン)。
・万が一、商品到着後にお客様にて破損させてしまった場合には修理などのアフターケアはお受け致しかねますので予めご了承願います。
・当商品はあくまでも「加工品」としての出品となります。完璧な新品クオリティをお求めの方はご入札をお控えください(加工ベースは品となります)。
・細心の注意を払って作業をしておりますが、製作時に混入してしまった微細なチリやスレ、塗装の乱れ等はご容赦願います。

以上の点をご理解いただきました上で、入札をご検討くださいませ。
何卒よろしくお願い致します。

《製作者より》
最後まで目を通していただき、誠にありがとうございます。
今回のゴハチ製作にあたっては再塗装の際に前面部分の手すり/ステー類のモールドを別パーツ化するアップグレードを新たに行うことにいたしました。
年代別の画像資料や実車の雰囲気とを照らし合わせながら往年のロクイチとの重連運用等も再現できるように時代設定を合わせて製作しております。
一般機らしい飾らない装いながら、前面のツララ切りがハッキリと特定機の存在感主張する、そんな上越型ゴハチ最後の生き残りの現役末期のお姿です。
是非とも拘ったディテールの数々をお手元で感じ取っていただければと思います。
それでは。

〜〈皆さまのお声を今後に製作する物へ反映させていただきたく思っておりますので、質問欄や取引メッセージ内にてご意見をお待ちしております〉〜

KATO EF58形電気機関車（上越線仕様・茶色） 3020-3
ブランド：カトー