こちらは、かの有名なアンプビルダー、ジョシュ・アンダーソンが手掛けた幻のエフェクター、ifo drive2.2です。他の有名無名エフェクターメーカーと同様に、人気且つ売れ筋の回路を堂々とパクり、さも自分が開発したかのように発表されました。楽器業界のこの懐の深さには頭が上がりません。今作は、ze driveをパクった作品のようですが、定数が若干変わっていたり、使用パーツの種類が違ったりするのでオリジナル開発の回路という仕上がりです。パーツの選定にも余念がなく、1本10円もする金属皮膜抵抗や、デッドストックの20円もするコンデンサなどふんだんに使っております。オペアンプはあの伝説のJRC4558D艶なしを使うことで、音的にはわからないですが、さもいいものを使ってる感を演出しております。クリッピングはスイッチで切り替えられる流行に沿ったものです。中でも1本100円近くするゲルマニウムダイオードは見た目がすごくかわいくて所有欲を満たしてくれます。回路はハンドワイアリング手配線で、時間もかかっており、付加価値をあげることに貢献します。ハードウェアもこだわりが見られ、配線にはヴィンテージ風クロスワイヤー、半田はケスター44銀入り、を贅沢に使用し、ジャックはスイッチクラフト、3PDTスイッチは日本製、ledはこだわりのピンクを使用しております。恐らく引っくるめると1000円位はするのではないでしょうか。高級です。そしてやはり目を奪われるケースですが、夜のお店を彷彿とさせるスケベ椅子カラーに仕上がっております。上品なグリーンとゴールドの組み合わせは、かのGretchにも影響を与えたとか与えていないとか。肝心のサウンドですが、この絢爛豪華風な仕様、どう見ても過剰な説明文などでもご理解いただけるかと思いますが、それなりです。いいっちゃいいけど、これを使ってるお陰で武道館でライブはできませんし、もちろん彼女もできません。友達にウンチクをひけらかしてめんどくさがられる位の効果はあるかもしれません。エフェクターや楽器を虚構の価値観で過剰に飾り立てる同業者の方、転売目的のビジネスマン、音を耳ではなく目で決める情報通のあなた、お買い得ですよ！どのブティック系エフェクターより高いので間違いないです！非常にレアな商品のため、お急ぎください！期間限定4円引き！